• テキストサイズ

If...

第35章 共闘


「うちはイタチが現れたって本当かっ!?」


突然病室に飛び込んできた人物が言った。

その瞬間、サスケが反応する。


「クソッ」

サスケが病室を飛び出して行くのを見てガイが言った。

紅はため息をついて額に手を当てる。

「……あなた、カカシをお願いしていいかしら?」

紅はそう言うと、私が頷いたのを確認してガイと病室を出て行った。


『……カカシ、ごめんね……苦しませて。』

私はこうなることを知っていて止めなかった。
それを謝り、カカシの耳元に唇を寄せた。

チャクラを込めて安らぎの歌を歌う。
すると、苦しそうだったカカシの表情が穏やかになる。

それを確認した私は、こんどは子守歌を歌ってから病室を出た。


この時私は、アスマが私達を見ていたことに気付かなかった。






私は病院を出ると、サスケの気配を探った。
気配は一楽から里の出入口に向かっていた。

私はサスケが里を、出たのを確認すると少し遅れて里を出た。

/ 450ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp