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第31章 中忍試験~二次試験~


「巻物?」

誰かがアンコの言葉におうむ返しにそう言った。

「そう。天の書と地の書。この二つの巻物を巡って戦ってもらうわ。
一次試験を通過したのは全部で26チーム。
その半分の13チームには天の書、もう半分には地の書を。それぞれ一チーム一巻ずつ渡す。それを奪い合うの。」

アンコが答える。

「天地両方の書を持って中央の搭に3人、または4人で来ること、それが合格条件よ!

つまり、巻物を取られた13チーム半分が確実に落ちるってことね。
ただし時間内にね。この第二試験期限は120時間、ちょうど5日間でやってもらう。」


アンコは、更に、この試験のリタイアは認められない事や、危険性を話す。


ア「ついでに失格条件も言うわよ。
まず1つ目、時間内に巻物を塔まで班全員で持って来れなかったチーム。
2つ目、班員を失ったチーム又は再起不能者を出したチーム。

そして、もう一つ。巻物の中身は塔の中にたどり着くまで決して見ないこと。」



ナ「途中で見たらどおなるってば?」

アンコの説明にナルトが質問する。


「それは見た時のお楽しみ!
中忍ともなれば、超極秘文書を扱うことも出てくるわ。信頼性を見る為よ。
説明は以上。チーム分の同意書と巻物をあの小屋で交換するから、その後ゲート入り口を決めて一斉スタートよ!





最後にアドバイスを一言………………死ぬな!」



アンコのその一言で受験者はさらに気を引き締めた。

私達は同意書を小屋に持っていく。
引き換えに渡されたのは、やはり原作と同じ天の書。



「巻物を受け取ったチームから、担当の者に付いてそれぞれのゲートに移動!

これより30分後に一斉スタートする!!」


アンコの声が辺りに響いた。
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