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金色の標

第4章 クシナ


「うぁぁああああん!!」
「ちょ、ちょ、ちょっと、待って!え、どういうことだってばね!?え、なんで子供が出てくるの?どういうこと?え?」
「う、う、うぅぅぅ」

慌てて立ち上がってその子に近寄り抱き上げるとそのまま抱き返してきた事に少し驚く。
ミナトはいない、ってことよね?この子1人で出てきたんだし結界張ってて子供に応答させるような人ではなかったし。
それに髪色に目も同じ色で、何となく似ているような気がするし…まさか本当に子供がいるとは思わなかった。でもなんで1人でいるのかは全然分からないってばね…


「えっと…あなたお名前は?」
「ぅ、…アラシ、です」
「アラシね、…ん?アラシ?」




何だか、聞き覚えがある。ような気がする
確かあれは去年一緒に行った任務の帰り一楽で…


(クシナクシナ、この子が前に言ってたウシヲさんの娘で俺のイトコのアラシだよ)
(へぇー、ウシヲさんのね。可愛いってばね)
(みんな僕に似てるっていうけど…そんなに似てると思う?)
(んー…写真だしまだちっちゃいからわかんないけど、そうね。
すこーし、似てる!)
(そっかぁ、なら絶対美人になるね)
(その自信はどこからくるのよ…)


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