第11章 夏と、浴衣と、猫たちの暴走。 R18

side莉奈

てつろーさんの足の間、立ち上がった肉棒の先にちゅっ、ちゅっ、っと音を立てて吸い付く。
強く吸うと痛くないかな、気持ちいいかな。
気になってちらり、ちらりと目線を送ってしまう。

「気持ちい？」

そう聞けばてつろーさんは目を細め、笑う。

「もっと強くしても大丈夫。歯は立てんなよ？」

こくこくと頷き再び肉棒に目をやれば、先ほどよりもしっかり立ち上がった肉棒。
触り心地も太さも違うソレにどうしたらいいのかわからなくなりぱくり、と先っぽを口に含んだ。

確か…ここ？

ネットで得た知識を総動員させ、裏にある少しくぼんだところに舌を這わせればてつろーさんが小さく息を飲み、肉棒がまた大きくなった。

先っぽだけで口がいっぱいになりそうなソレ。
唇で扱くように肉棒を咥えれば、てつろーさんは、はっ、と熱い息を吐く。

「口に入んねーとこ…手使って…」

口でのご奉仕に必死だった私。
ただ添えるだけになっていた私の手。
てつろーさんが自分の手を被せ、上下に扱く。
先ほど私がやった時よりずっとずっと強い力。
口から溢れた唾液が潤滑油のようになり、卑猥な音が部屋に響いた。

裏のへこみや繋ぎ目を舐め、先っぽに舌先を這わせた時、てつろーさんの身体がびくりと跳ね、思わず口を離す。

その隙を突いててつろーさんは私の身体をベッドに押し倒した。

「だめだ…余裕ねえ。」

そう言いながらてつろーさんは、避妊具の箱を取り出すと何枚かまとめてベッドに放る。

その中の一枚の角を咥え乱暴に引きちぎり自身に身につけると、私の浴衣の裾をぐいと乱した。

「…やる気満々じゃねえか。…んなに食い込ませて……」

私の下着…Tバックを見たてつろーさん。
きっと下着は愛液でぐしょぐしょ。
濡れた下着が食い込んで秘部を露わにしてるんだろう。



てつろーさんの瞳がぎらり、光った。