第2章 新しい生活と新しい仲間
おそ松の言葉にその場の空気がズンと重くなる。
おそ「おまえらだって会えて嬉しいだろ?だけどな?レジェンド長男から言わせてもらうと弟にとられるのは勘弁♪」
にっこりとわらうおそ松に抵抗するかのようにカラ松チョロ松トド松は無言の圧をかける
そこに階段を上がる一松と十四松がきた。
部屋の空気が重くなっているのにいち早く気づいた一松は身構える。十四松は気づかず明るいテンションで部屋にはいった
十四「お嬢様!!この荷物どこにおくっすか!?」
一「おい、、、十四松、、!」
おそ、カラ、チョロ、トド「……」
四人に睨まれる十四松はことの空気をやっと把握した。
十四「み、みんな怖いっす、、、汗」
おそ「一松と十四松もあいつのこと狙ってんだろ?」
一、十四「、、、」
おそ松の質問に笑っていた十四松は一瞬にして真顔になった。横にいる一松も不のオーラをここ一番に出している、
一「兄さんたちには申し訳ないけど、、、俺だって一人の男だし。」
十四「僕だって渡す気はさらさらないよ。」
おそ「ならみんな執事ながら敵って訳だな」
カラ「男として渡すわけにはいかないぞ。」
チョロ「現実的に僕が一番だけどね。」
トド「兄さんよりも僕がてに入れるんだから」
亜美の寝室で6人は激しく火花を散らす
すると
「みんな!ちょっといいかな?」
ぴょこっと顔を出す亜美に6人は先ほどの怖い顔から一変紳士の顔に切り替わった
「「「「「「「どうなされました?お嬢様。」」」」」」」
「このベッドが運べなくて。手伝ってもらえないかな?」
亜美が指差す先には組立式のダブルベッドがぽつんとあった
お気に入りのベッドで一人では大きすぎるが大きな人形と寝る亜美にとってはぴったりなサイズだった
6人中4人はこんなの持てるわけないよ、、、と思っていたが
おそ松、カラ松「お任せください、お嬢様。」と二人で軽々と持ち運んでいった
「凄い!普通男性四人で持つのに二人で持っちゃうなんて。ありがとう!ニコ」
微笑む亜美の顔に思わずにやけるおそ松とカラ松
負けずと他の四人が荷物を運んでくれたお陰で亜美の引っ越しはその日で終わった
「荷物も無事片付いたしあっけなく終わったけどもう夕方か、、、」
ごろんとベッドに横たわると睡魔がぐっと襲ってきた
あ、、やばい、、、
そう思いつつも亜美は睡魔に負けた
