第1章 *どうしてこうなった。
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「、帰ろう?」
「あ、リヒト!ごめん!待たせちゃって…」
「いいよいいよ、
それよりどう、研究は。進んでる?」
「ちょっと伸び悩んでるかも。でもこうゆうのもう慣れっこだしがんばるよ」
「はは、応援してる」
私の隣に並ぶのは、前髪が目のところぐらいまで伸びてる長身の男子。
184cmだという身長は、160cmあるかぐらいの私にとってはかなりでかい。
ひょろっとしてるっていうか、すごい細身。
とにかく、細長い感じ。
そんな彼・リヒトとは大学に入って知り合った。
俗に言う隠れイケメンなリヒトは、前髪をあげると実際ものすっごいかっこいい。
けどそれに気付いた時にはすでに友達になって数ヶ月。
その時は「イケメンってどうゆうことー」とか冗談混じりで言っただけで、別にリヒトに特別な恋愛感情はなかった…のだけれど。