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夏に去りし君を想う

第2章 マリンフォード頂上決戦






「エ~~ス~~!!!
助けに来たぞォォォォォォォォォォ!!!!」




「来るな!!ルフィ~!!」



「わかってるはずだぞ!!
俺もお前も海賊なんだ!
思うままの海に進んだはずだ!!!
俺には俺の冒険がある!
俺には、俺の仲間が居る!」


「エース・・・・」


「お前に立ち入られる筋合いはねぇ!
お前みたいな弱虫がそれを許すと思ってんのか!!
こんな屈辱はねぇ!
帰れルフィ!!!!
なぜ来たんだ!!」


「(頼むルフィ・・!お前まで道連れにならないでくれ!
これは、俺の失態なんだ!)」


「俺は・・・・・・弟だァァァァァァァァァァァァァ!」


海軍と海賊にざわめきが起きる


“エースが麦わらの兄貴だって!?”



“海賊王の妻は2人身篭っていたのか?!”



“そんな情報聴いていないぞ!”



『・・・・・・・・・・・・・・・』


「どうした 白狐」


『火拳の所に行ってくる』


「わかった」


カン・・カン・・カン・・


エースが来た道をたどる


「!白狐」


『センさん しばらくここに居させて』


「ハル 大丈夫か?」


『大丈夫 ありがとう おじいちゃん』


「・・・・・・・・・・・」



“エース”


「?!」


“聞こえるか?”


「コクン」


“誰だかわかるか?”


「(ハルだろ)」


“あぁ 今、ルフィが鍵を持ってる”


“ルフィが来たら俺が大将を止める”


“その間に逃げろ”


「(4人も相手しきれないだろ!)」


“3人だから大丈夫”


「(あと1人はどうするんだ?)」


“それは俺だ”


「(・・・・・・・・・・白狐か?)」


“あぁ”


「(なら本物はどこだ?)」


“本物も俺だ”


「(じゃあ海軍に忍んでたのか?それともオヤジの船に忍んでたのか?)」


“海軍に忍んでた”


「(そうか)」


“大将たちの苦手な攻撃は把握してる”


“そのうちに逃げろ”


「(わかった)」


“あと、俺が死ぬ可能性もある”


“一応遺言は残してある”


「(死ぬなんて馬鹿のこと言うなよ!
世界最強の女だろ!)」


“免疫力も男より少ない”


“力も弱い”


“女だから死ぬ可能性があるんだ”


「(・・・・死なないでくれ)」


“できるだけ努力する”
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