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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第6章 変わるモノ変わらないモノ変われないモノ


白い肌には
俺が付けた華が咲いてて
しっかり交わった記憶を思い返させる

そしてハナちゃんとは
会わないと約束した事も

「…姫凪、ごめん…」

『え?なに?』

シャワーに紛れさせた声は
チャント届かず

「姫凪〜…好き…」

甘さで誤魔化してしまった

お互いの身体を泡と戯れさせながら
深いキスを何度も交わす

シャワーで流された泡の下から覗く
綺麗な姿にドキドキするのに
硬さの足りない下半身

『鉄朗…』

「身体冷えるぞー」

それを隠す様に
湯船に沈み
愛を囁きながら
キスを落とす

蕩けた顔をしながらも
少し不満の残る姫凪に

「後で…な」

と、意味深に笑いかけ
無駄に長く浸かり過ぎて
逆上せた身体で
風呂からあがった

いつもなら
この後ベット直行なんだけど

「…今日の飯なに?」

まだテツロークンのテンションは
上がりきらない
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