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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第6章 変わるモノ変わらないモノ変われないモノ


「…あぁ、チョット仕事の事で
オイカーくんとな。
なぁ、姫凪…もし、俺が…

いや、なんでもねぇ。
変な心配してねぇで
お茶飲んで一緒に寝ようぜ?」

『うん…』

出されたお茶を二人並んで飲み干して
また一緒のベットに戻る

睡魔の後押しで
考える力を奪われた私は
すぐに眠りに落ちた

次の日もその次の日も
平和に毎日が過ぎて行き
何事もなく一週間が終わろうとしていた

土曜日の退社時間間近

「布施さん、ちょっと良いかな?」

『はい、なんですか?』

「うん…チョット来てもらえる?」

部長に会議室に呼び出された

仕事の事?
なら、デスクでも良いよね
じゃあ…

「セクハラみたいな聞き方になって
申し訳ないけど
布施さん
黒尾と付き合ってるって本当かな?」

やっぱり、こっちだよね

一瞬どう答えようか戸惑ったけど

『…はい。
社則違反です…よね
すいません
でも、私達…その…結婚考えてて…』

まっすぐ言うしかないと
一気に言葉を吐き出した
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