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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第6章 変わるモノ変わらないモノ変われないモノ


甘く意地悪に囁かれて
キュンと、お腹の奥が熱くなる

「オマエは本当に
エロいね…声だけで感じンの?」

収縮する肉壁の感触に
笑いながらも甘い声を漏らす鉄朗に

『鉄朗に感じるの…
焦らさないで…』

止まらない劣情のまま強請る

「姫凪…最高…!」

腰を振り抜かれ深く抉られて
目の前が真っ白になるほど
激しく攻め立てられながら
駆け上る絶頂への階段

「姫凪…、イ、く!」

『鉄朗…!私も…!』

同時に達して
混ざり合う愛欲に酔って
冷たいカウンターに身体を預けた

それから場所を
ベットに移し何度も愛し合い
抱いてた不安が
どこかへ消えた様に
薄く遠くなっていくのを感じながら
夢に落ち
目覚めたのは真夜中

『…鉄朗?』

隣には鉄朗が居ない

服もタバコも部屋にあるから
帰ったわけじゃない

リビングかな?

激しく重なり合ってそのまま
眠りに落ちたから
喉の渇きはピークだし
鉄朗も同じでもおかしくない
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