白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第6章 変わるモノ変わらないモノ変われないモノ
ニヤニヤ笑う俺を
上目遣いで睨み
ペロリと舌で肌を謎り
そのまま突起を刺激する
「…ン…姫凪、オマエ…」
そんな反撃聞いてない!
攻めたつもりが攻められて
ついつい漏れる甘い声に
『甘い声出してどうしたんですかァ?』
今度は姫凪がニヤニヤと
イタズラな笑みを浮かべる
照れ臭さも幸せで
お返し、と言う代わりに
今度は俺が姫凪の胸を
優しく愛撫する
締め付けて来るのが
直に伝わって
息の上がる俺を感じて
姫凪の身体も
熱く甘く熟れていく
「姫凪…愛してる…」
『私も…愛してるよ、鉄朗…』
何度も確かめ合いながら
深く激しくお互いの熱を
伝え合って
一緒に絶頂を迎えた
「…ヤバ…幸せ過ぎて
夢見てるみてぇ…」
半分夢の中の姫凪を
抱き締めて呟くと
"私も…"と寝惚けた声が返ってくる
「明日の朝は一緒に出社しよう
…寿退社も悪くねぇじゃん?」
『…そう、だね…』