白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第6章 変わるモノ変わらないモノ変われないモノ
わざと寸止めして
指を焦らすと
『そんなの…覚えてない…
鉄朗にイカせて欲しい…
意地悪しないで…!』
甘い声を上げながらも
キッと睨んで来る姿が
俺を更に滾らせる
「俺でイキたい?」
『うん…イキたい…』
「俺のがすぐイカされそ…
姫凪…また短かったら
ごめん、な」
姫凪のナカから指を引き抜き
復活した自身を
スリスリと擦りつけると
姫凪の腰も合わせて揺れる
「…欲しい?」
『鉄朗は?』
「欲しいよ、姫凪だけしか
要らねぇ…寝かしてやれなくなっても
恨むなよ…」
何も隠さず何も誤魔化さず
素直な気持ち同士が
ぶつかる事が心地よくて
欲望のまま抱き合い
重なり合う
俺の形を受け止めて
締め上げる肉壁を
激しく優しく
緩急を付けて擦ると
さっき寸止めされた反動なのか
姫凪のナカが痙攣した
「今度は姫凪のが
早かったなァ」