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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第6章 変わるモノ変わらないモノ変われないモノ


向こうに合わせて仕方なく感を
出すのに必死な自分が
本当に未練タラタラで滑稽で

ハナちゃんと
合流してからの会話は
マジでとりあえずで
よく覚えてない

無意識に空けてしまった
姫凪の隣に
座ったオイカーくんに
モヤモヤしかしねぇし

「とりあえず飯食おうぜ
昼休みは短いんだから
約一名、飯食うの遅い子も
居ますからねェ」

サッサと食って出てしまおう

「黒尾くんどれが良いの?」

「…俺はなんでも
お前は?これ美味そうじゃね?」

どうせ味なんか分からんだろうから
適当にメニューの中から
お財布に優しそうなモノを
勧めてると

「俺達も早く決めようか
何が良い?
決められないなら
半分こしてあげるよ

姫凪」

「『え?』」

まさかのブッコミ。

姫凪?
今、姫凪って呼んだよな??

オイカーくんを見る俺を
確認してクスリと笑い
そのまま視線を姫凪に戻す
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