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【DBトラ】幼馴染

第1章 前編



 ――数日後。

 ユメは学校帰り、いつもの道を歩いていた。


「ユメ~!」


 後ろからの呼ぶ声に心臓が飛び上がる。


「トランクス!」


 あの日以来話していなかったので、なんだか緊張してしまう。

 トランクスが走ってきて隣に並ぶ。


「今日このあと時間ある?」

「え!?」


 急に笑顔で訊かれてユメは驚く。


「あ、あるけど……」

「じゃぁ、ちょっとうちに来ない? 久し振りにさ。母さんも会いたがってるし」


「う、うん」


 頷きながらもユメの心臓はドキドキと早鐘を打っていた。


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