第2章 姫様と変な執事達
ルナはあははっと苦笑いしていると、ギルガメッシュの隣にいる男がフッと笑った
ギ「…今鼻で笑ったなランサー…?」
ギルガメッシュはギロリッと隣のランサーという男を睨んだ
ラ「いやぁすまないな
あまりの品のなさについ笑ってしまったのさ」
ギ「こっこの我に品がないだと…!!? この犬が!! 我が斬り捨ててくれてくれる!!」
ラ「望むところだ!」
=スパパーーン!!=
セイバーのハリセンが睨み合うギルガメッシュとランサーの頭に炸裂
ギ「きっ貴様セイバー…!
またもや我が頭を…!!」
セ「黙れ、もう一発食らわすぞ?」
ギ「くっ…! なんと卑怯な…」
(このギルガメッシュさんって人は実はお馬鹿さんなのかな…?)
悔しそうな顔をするギルガメッシュを見てポツリ思ったルナ
すると、ランサーはゴホンッと一回咳き込み
ラ「失礼しました姫様
私の名前はランサーと申します
姫様が私を必要とあらば、喜んで何処へでも飛んで行きます」
『(わぁ… この人凄く紳士的…)
よっよろしくお願いしますランサーさん!vV』
ルナはへにゃっとした可愛らしい笑顔で笑ったら