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Volleyball Boys 《ハイキュー!!》

第22章 ★オモチャと彼女《国見 英》




【蒼井 side】


ひっきりなしに与えられる快感に、身体はぐずぐずに溶けている。

『あっ、はぁ、んっ、ふぁ、ぁあん!』

何度目か分からない絶頂を迎え、私は息も絶え絶えになっている。無機質な物体から与えられる快感は、とどまることを知らない。

もう、頭がおかしくなっちゃいそう。

脳裏に浮かぶのは愛しい彼の顔ばかり。いつもは、無気力なクセに、エッチの時だけ飢えたケモノみたいになる。

熱を孕んだその瞳に、肉食獣みたいなその瞳に、私はいつも、行為の度に見惚れている。

ぼんやりと頭で考えながらも、開きっぱなしの口からは、透明な唾液と嬌声とが溢れる。

『あっ、ひぁっ、あきらぁ、ふぁっ』

そしてまた絶頂を迎えそうになった時、がちゃりとドアが開いた。

「ただいま、どう、イった?」

そう言う英は、片手に氷だけの入ったコップを持っていた。私を目に留めると、わぁえっろい顔してるねぇ、と笑顔を見せた。

『も、やぁ…イっ、ちゃうぅ…んはぁっ!』

そうして英が見ている前で、達した。英は、はぁはぁと荒い息をしている私の隣に胡座をかいて座り、秘部からローターを抜いた。

それですら刺激になる私は、小さな悲鳴を上げた。そして、あろうことか、英は私のナカに氷を1つ、ぐいと押し込んだ。指も、一緒に。

『ひぁああっ!?や、つめ、たぁ…っ!』

「おー、きゅんってしてる。イった?」

ヒヤリとした氷が、ナカの熱でトロトロに溶けていく。英は私の秘部に顔を埋め、それから私から溢れる液体をペロリと舐めた。それも、じゅるとわざと音をたてて。

『んっ…ひゃ、あ、っあん、ふぁあ!』

「っん、甘い…いっぱい出てくるね」

『ぁん、クリ、やらぁ、っあ、あっあん!』

英はクリを尖らせた舌先で弄り、ナカに挿し込み、それを何度も繰り返す。もう、奥がじんじん疼いてる。英のが、欲しい。

『あっ、あきらぁ、も…』

「どした?」

『んぁ、ほしいのぉ…っは、あきらのが、んっ、ほし、の…』

「積極的だね。いいよ、挿れたげる」

今日は安全日だもんね、ナマで挿れるから。と英が言うのをぼんやりと聞いた。

次の瞬間、ずぶりと英のソレが挿入されると、待ちわびた快感が頭から爪先まで、まるで電撃のように走り抜けた。


   
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