• テキストサイズ

真夜中【フェアリーテイル/ミッドナイト】*R18*

第4章 ④




「僕の名前は、ミッドナイト。」

「…私は、小嬢…です。」


女は…
彼女は、名前を覚えていた。

何故だろう。
少し不安になる。



「小嬢…。
他に、覚えていることはある?」


「えぇ…と…

…うーん…」


頭を抱え、必死に思い出そうとする。

でも、辛そうな顔をするだけで、何も言い出せないでいる。


「ごめん。 もう、大丈夫。
無理しなくて良い。」


/ 77ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp