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真夜中【フェアリーテイル/ミッドナイト】*R18*

第4章 ④




ベッドにそっと近付き、顔を覗く。


「…目が覚めたか。」


だが、女は怯える様子を見せなかった。


「…あの。
ここは…」


「……」



僕のことも、さっきの出来事も、
女は憶えていなかった。

きっと、あまりにもショックが大きかったからだろう。

僕は、それを利用した。



「そこの森で、倒れていたんだ。
ここは、僕の家…と言うか、別荘…みたいな。」

「そう…でしたか。」

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