第12章 レベル3とリナリー
私「リナリー...」
この辺なんだけどな。
どこだろう。
私「リナリィ...?」
?「紅里っちょ?」
現れたAKUMAは見慣れたヤツ。
私「さちこ!」
さ「久し振りっちょ!その前にこれ、受け取ってくれない?アクマのオイラにゃキツイんだっちょ。」
私「これは、リナリー?」
さ「そうだっちょ。」
私「結晶化、リナリーを守ったイノセンス。」
さ「早くっちょ!手がモゲるっちょ!」
バタバタと暴れ出すさちこ。
今日は暴れるやつが多いな...
私「わかったよ。」
そっとイノセンスを受け取る。
結晶の中にはリナリーがいて眠っている。
髪は短くなっていて服も焼けたようになっている。
私「ごめん、ごめんねリナリー...」
リナリーを抱えながら私はまた泣いた。
それから暫くして船へとたどり着いた。