第11章 私の立場
私「アレンは死んでないよ。私のイノセンスで助けたから。」
ラ「紅里のイノセンスでさ?」
リ「でも、紅里のイノセンスは攻撃系じゃ...」
私「私、2つのイノセンスと適合したの。臨界点も越えてる。みんなには言ってなかったけど、私は元帥なの。」
全員「?!」
私「ミランダ、私の団服頂戴。」
ミ「え、はい。」
バサッ
みんなの前で新しい団服を着る。
この任務に入る前、コム兄には私の団服を、元帥のにしてもらうよう頼んだ。
だから、着ているのは銀ではなく金の装飾が施されていた。
リ「紅里が元帥?なら、クロス元帥の護衛と紅里の護衛が任務なの?」
ラ「でも、紅里はいつから?」
私「正式になったのはアレンが入団する少し前。でも、入団当初から元帥にいつかなるとは言われてたかな。」
うわ、みんな唖然としてるよ。
私が元帥ってそんなにありえないかな?
ブ「しかし、お主が臨界点を越えたのは...」
私「...。さっきです。」
リ「臨界点を越えてないのに元帥に?」