第9章 アレンと臨界点
なんでここにいるの?
なんで、アレンの左腕がないの?
なんでなんでなんで?
私「...何したの?」
ティ「え、俺の仕事。少年を殺すことだから。」
私「っ、なんで!どうしてよ!」
ティ「...。」
ア「逃げろ。ティム、紅里...」
私「いやだ。」
ア「駄目だ。スーマンのイノセンスを持って逃げろ。ティム、お前がいなきゃみんなが師匠の所に行けないだろ。行くんだ。」
パクン ピューン
ティ「ま、懸命な判断だな。」
ア「ありがとティム。紅里も逃げるんだ。」
私「いやよ。アレン、貴方には死なれちゃ困るから。」
ティ「紅里、悪いな。ティーズ。」
私「いやぁ!なによ?!」
黒い蝶が沢山襲って来る。
これじゃあ、アレン達が見えないじゃん。