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My home【D.gray-man】

第4章 初任務のお手伝い


歌を頼りに進めば広い広場みたいな所に着いた。

女の子と老人がいる。

私「こんにちは。」

2人「ビクッ!」

私「驚かせたか。ごめんなさい。」

女「...貴女も私の命が欲しいの?」

男「ララ!」

ラ「だって、グゾルが死んじゃうのはやだから。」

グ「ララ...」

うわ、入れないこの雰囲気。

私「えっと、ララさん。私に歌を歌って?」

ラ「え?」

私「命をすぐには取れないよ〜。」

グ「貴女は...」

私は口に人差し指を持っていき静かにと無言で言う。

そしてララは静かに歌い始めた。

ひどく美しい旋律の造花の子守唄。

しばらく歌に酔いしれていた頃、

ア「...君が人形だったんですね。」

私「アレン!とユウ?」

と、アレン達が来た。

アレンはその場にユウとトマ寝かせて

ア「君が人形だったんですね。」

また言った。

私「ふぇ?」

いきなり私から情けない声が出た。

うん、しょうがない。

だってララが石柱を投げたんだもん。

でも、アレンはエクソシスト。

イノセンスを発動させてブーメランのように石柱を使い、全ての石柱を壊した。

ア「お願いです。何か事情があるから教えて下さい。可愛いコ相手に戦えませんよ。」

私「天然のたらしだ...」

ア「紅里?」

私「.........」

ラ「...グゾルはもうじき死んでしまうの。それまで私を彼から離さないで。この心臓はあなた達にあげていいから...!」

それからララは昔のことを話してくれた。

80年一緒いた2人。

だからこそ、最後まで一緒にいさせて。

切ない願い。

でも、エクソシストに甘さはいらない。

でも、願いを叶えてあげたい。

矛盾した思いが私を巡る。
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