第2章 再開?
一「あんた…まさか自分の名前忘れちゃったの?」
「?私はほのかなんて名前じゃありません。
あなたたちには教えられませんが…ちゃんと違った名前があります。」
チョロ「え?え?ちょ……
じゃ、じゃあ僕らのことは?流石におぼえてるよね?」
「はい、資料で毎回確認させていただいてます。」
チョロ「いや、そういうことじゃなくって!」
トド「声上げないでよ。チョロ松兄さん。…デカパン博士の言った通り、やっぱり……」
また、沈黙が流れてしまった。
まだまだ震えは治らない。どうしよう。
こんなところ仲間に見られたりでもしたら、処罰があるに決まってる。
思考回路を巡らせようとしたその時、上空からバタバタバタバタと大きなヘリの音がした。
「っ!この音は!」
悪い予感があたった。
そのヘリは私の嫌いな奴の専用ヘリだった。