第9章 遊び【十四松】
十四松side
ほのかちゃんの手を引いてやってきたのは
僕の大好きなバッティングセンター
どうしてもほのかちゃんと2人で一緒にいたかったから、兄さん達なんかおいてきちゃった!
食べた後は運動しなくちゃ女の子はダメだって本に書いてあったから、ひとまずカウンターに行ってバットを借りた。
十四松「ほいっ!」
バットをほのかちゃんに手渡すと、
「ほぅ…なかなか頑丈そうなバットですね。
……あれ、目隠しはどこです?」
まただ…さっきもショッピングモールに着いた時に
棒避けだとか、銃弾よけだとか言ってたし!
クレープだって知らなかったし!
なんで、バッティングで目隠ししなきゃいけないんだ!
…ほのかちゃん、東郷ファミリーに何されていたんだろう。
自分が野球部のマネージャーやってたことも忘れちゃったのかな…
そう考えるとぼくの心臓がズキンとした。