第3章 帰路
予想通り黄色と青色のシャツを着た男はあつしのスタンガンによってあっけなく倒れた。
あつし「ふ〜ん。つまらないなぁ。やっぱり僕に敵うのは君しかいないよ。シャドウ。」
「ふっ…そうか…よ。そりゃ褒め言葉として受け取っとく。」
彼といつも話す口調で私は喋った。
しかし、震えどころか私の精神は興奮、恐怖、不快感、屈辱、戸惑いがごちゃごちゃにかき混ぜられ、
ついに意識が朦朧としてきてしまった。
混乱してる中、松野おそ松が私をみて
大丈夫。俺らがついてる。
と一言残し、私の頭を撫でて
あいつの元へと歩みだした。
私の意識はここで途切れてしまった。