第2章 ヤキモチ？【百】

inロケ---百side---------


今オレたちは水着でビーチにいる。しかも今回はグアム!!海は綺麗だし琴の水着姿は可愛いしもう最っっ高のロケ!!でも幾つか問題が.....




ｽﾀｯﾌ「じゃあ、今回は千さんと琴ちゃんペアのも行ってみようか！兄弟みたいな感じでさ！」




『はい！』




千「わかりました」




ｽﾀｯﾌ「はーい、もっと寄って！寄って！あ、琴ちゃん千さんにもう少し寄りかかる感じで」




『はーい』




とまあ、さっきからこの感じでオレは鈴さんと撮ったりしてる。幾ら兄妹設定での撮影でも琴にオレ以外の男が触れるのも近過ぎなのも嫌だ。




ｽﾀｯﾌ「はーい、お疲れ様！次は百さんと琴ちゃんでカップルで行くよー」




こんな感じで撮影は進みとうとう夜。ホテルに戻り着替えてから琴の泊まってる部屋に行く、昼間のアレのせいで割と不機嫌なオレ。




((コンコン




「琴、百だよ。入っていい？」




『百!!』




オレの名前を呼んで嬉しそうに抱きついて来た琴をみて少し安心はするけどモヤモヤは晴れない。あんなに無防備にユキに寄りかかってたのがどうしても気に食わない。




「ねえ、今日の撮影楽しかった？」




『？うん！楽しかったよ？』




「そっか、楽しむのは良いけど、もう少し警戒してよ。ユキだって男なんだからさ」




ついつい言い方がキツクなってしまう。