• テキストサイズ

Everlasting Lovers *ディアラバ*

第5章 たこ焼きパーティー




「 ……出来た。」

目の前には、黄金色に輝くたこ焼きが 夕日に照らされたいた。

「 スバルくん、ありがとう!」

「 ああ。」

照れて、はにかむスバルくんが可愛らしく思える。


「 ちょっと〜〜 ビッチちゃん〜 スバルくんにだけ〜?」

「 そうだぞ! 誰が1番 働いてやったと思って‼︎」

正直、ライトは結局 ちょっかい出してるだけだったし アヤトも失敗しかしてない。 でも、、

「 … ありがとう。楽しかった。」

思わず 口が綻ぶ。誰かと料理するのが こんなに楽しいなんて思わなかった。





「 …… 何をしてるんですか?」

階段の方を見ると、ちょうどカナトくんが降りてくるとこだった。

「 カナトくん!」

思わず 駆け寄ると、睨まれる。

「 来ないでください。あなた 汚いです。」

自分の格好を見て、苦笑する。

「 ごめん。あの昨日、約束した… お菓子、作ったから食べて?」

そう言い、お皿に飾り付けたたこ焼きを差し出す。


「 …お菓子?」

「 見かけはたこ焼きだけど、中はカスタードとかチョコレートが入ってて、、」

「 ……食べてあげなくもないです。机に置いてください。」



生地の被害を免れたスペースに置く。


「 どうぞ!」

一口食べて、カナトくんは私を見た。


「 また僕に作ってくれてもいいですよ。」

「え?」

「それなりにおいしいと言ってるんです。それくらいわかってください。」

カナトくん …

「 …ありがとう。」


それからは みんなで 食べたり、変わり種を作ったり 楽しい時間だった。 … そう彼が来るまでは。






「 …何です? この状況は。」



/ 120ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp