The result of revenge [ディアラバ]
第4章 Feelings~感情~
「...行かないのか?」
突然声がした、そちらの方向へ顔を向ける
「シュウ!貴方どうしてココに?いつから居たのです?まさか、そんな所で寝ていたのですか?」
キッチンの隅に横になっている。
シュウの気配に気が付かないとは...
よっぽど自分が動揺しているのだと思い知らされる
「...いつからって...お前がココに来た時からずっといたけど?」
「...と言うことは...」
「あぁ、全部聞こえてた」
私の独り言がすべてこの穀潰しに聞かれていた...
あぁ、なんとゆう失態だ。
「今の私は、ただの恥さらしですね」
私がそう言うとシュウは鼻で笑った。
「それに、貴方に心配されるほどの事ではありません。」
私の言葉に、シュウはそれ以上何も聞いてこなかった
私は出来上がった紅茶を飲み、心を落ち着かせていた。
すると、眠っていたと思ったシュウが一言、
「...もうすぐ月蝕だ、色々気をつけろ」
あまりにも意外な言葉だった
「おや、貴方の口からそんな事が聞けるとは」
「違う。オヤジだ...あいつがそう言ってた...」
「あぁ、お父上が...そうですか。では他の兄弟達にも伝えておきましょう」
少しでも何か期待した自分が愚かに思える
「あぁ、そうしてくれ.........」
そう言うと大きなあくびをし、再び眠りにつく
シュウが聴いている音楽がイヤフォンから漏れている
けどそれは、いつもの様に耳障りでは無かった...
「...やはり気になりますね。」
紅茶を飲み干し、彼女のいる部屋へ向かった...