The result of revenge [ディアラバ]
第14章 New relationship~新しい関係~
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何度も重ねられる唇と
目を閉じていても感じる温もり
それは、独りじゃないと教えてくれる
激しく私を突き動かす快感と痛み
優しさと強さ、その二つを兼ね備えた彼に包まれる喜び
この温もりを失いたくない
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「んっ……はっ……っ……」
「気持ち良さそうですね」
私を見下ろしながらレイジさんが言った
「きもちいいっ……ですっ……んっ……」
「っ……、相変わらず良い反応をしますね」
「だって…レイジさんだから」
レイジさんも凄く気持ち良さそう
荒く熱い吐息が重なり合って、今にもどこかへと飛んで行きそうになる
激しく揺さぶられる身体は彼の瞳にはどんな風に見えているのか
深く長い口付けを交わす度に、愛液が溢れるのが分かる
もっと、もっとレイジさんが欲しい…
「恍惚とした表情の貴女は本当に魅力的です」
「はぁあ……いやぁ」
「いや、ですか?…っ……いいのですよ恥らわずとも。ユウラがこんなにもイヤラシイ身体をしていたなんて」
執拗に私の悦ぶ場所ばかり責めるレイジさんを見上げ
その度に私から漏れる吐息と、水音がレイジさんの部屋中に響く
私はもういっぱいいっぱいなのに……
余裕そうな表情をしているのがまた悔しい
「もっともっと私に溺れなさい……そうです、いい子ですよ」
甘く響く声に頭が痺れて止まらない
何度も軽く噛んでは少しの血を吸い
私が気を失わない様に快楽だけを与え続ける
「もうっ…だめ……」
「…ユウラ、私もそろそろ限界です」
「レイジさん…、一緒に…お願い」
私がそう言うと、今までには見た事のない切ない様な愛しさの混じった様な、そんな表情をした
────愛していますよ─────
最後にそう耳元で囁きながら私をきつく抱き締めた