• テキストサイズ

The result of revenge [ディアラバ]

第14章 New relationship~新しい関係~





────────────



何度も重ねられる唇と

目を閉じていても感じる温もり

それは、独りじゃないと教えてくれる

激しく私を突き動かす快感と痛み


優しさと強さ、その二つを兼ね備えた彼に包まれる喜び

この温もりを失いたくない



────────



「んっ……はっ……っ……」

「気持ち良さそうですね」

私を見下ろしながらレイジさんが言った


「きもちいいっ……ですっ……んっ……」

「っ……、相変わらず良い反応をしますね」

「だって…レイジさんだから」


レイジさんも凄く気持ち良さそう

荒く熱い吐息が重なり合って、今にもどこかへと飛んで行きそうになる
激しく揺さぶられる身体は彼の瞳にはどんな風に見えているのか

深く長い口付けを交わす度に、愛液が溢れるのが分かる


もっと、もっとレイジさんが欲しい…

「恍惚とした表情の貴女は本当に魅力的です」

「はぁあ……いやぁ」

「いや、ですか?…っ……いいのですよ恥らわずとも。ユウラがこんなにもイヤラシイ身体をしていたなんて」

執拗に私の悦ぶ場所ばかり責めるレイジさんを見上げ
その度に私から漏れる吐息と、水音がレイジさんの部屋中に響く
私はもういっぱいいっぱいなのに……
余裕そうな表情をしているのがまた悔しい


「もっともっと私に溺れなさい……そうです、いい子ですよ」

甘く響く声に頭が痺れて止まらない

何度も軽く噛んでは少しの血を吸い
私が気を失わない様に快楽だけを与え続ける


「もうっ…だめ……」

「…ユウラ、私もそろそろ限界です」

「レイジさん…、一緒に…お願い」


私がそう言うと、今までには見た事のない切ない様な愛しさの混じった様な、そんな表情をした



────愛していますよ─────



最後にそう耳元で囁きながら私をきつく抱き締めた














/ 208ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp