The result of revenge [ディアラバ]
第14章 New relationship~新しい関係~
スバル君はその場からすぐ立ち去ってしまった。
「あーもう。…これで良かったのかな?大丈夫かな?ホント私ってば、相手に気持ちを伝えるの苦手だ…」
バルコニーの手すりに寄りかかり、しばらく空を見上げながら余韻にひたっていた…
────────────────
────────
その日は私も疲れたのか、すぐに部屋に戻って眠りについた。
もちろんレイジさんの腕の中で…
レイジさんは、私とスバル君の間でどんな会話をしたのかなんて、聞いてくるはずも無く、ただ黙って側に居てくれた
いつもその優しさに救われているんだ
────────
────────────────
次の日、学校から戻った私は、ようやく皆に話をしようとリビングへ、レイジさんとスバル君以外を呼び出した
「遅くなってごめんね。」
「…遅いです。」
「いや、だって…ちゃんと時間取りたかったし」
「ふ~ん…ま、ユウラちゃんらしいんじゃないの?一応気を使ってくれたって事で、今日は大人しく話を聞くことにするよ」
「ライトもたまには空気読むんですね」
「たまにはって事もないと思うんだけどな~。ま、今日がその“たまに”なのかも♪」
「お前らの話はいいから、さっさと話しろってんだ!」
「皆ありがとう。…けど、まだシュウさんが来てないんだけど」
「チッ、どーせあのダル男の事だから途中で現れて、全部分かった様な口ぶりするに決まってやがるぜ」
「んふっ、どーかん♪」
「同感です」
「ふふっ。おっかしー」
私はいつもと変わらない皆のテンションに、どこか心地良さを覚えて、つい笑ってしまった
「ちょっと、いきなり何笑ってるんですか?おかしいのは君です。」
「そうそう♪ユウラちゃんがこれから話す事だって、だいたい想像ついちゃってるんだよ?」
ライト君が意味深な表情でこっちを見てる
うぅ…やっぱそうだよね。
さすがにもう気配とか匂いとか色々で分かっちゃってるよね
「よし!じゃぁ始めます!」
私は威勢よく切り出した。
────────────
自分の生い立ち
皆との出会い
感じた孤独・葛藤・怒り
そこから芽生えたレイジさんへの想い
全てをさらけ出した
────────────