The result of revenge [ディアラバ]
第2章 the meaning to exist~存在意義~
「...っ...はぁ。」
倒れそうになる寸前で吸血が止まった
「あーあ...邪魔が入っちゃった」
そう言うと突然彼は私を開放し、
あっという間に気配が無くなった...
「...うぅ...もう最悪...」
廊下にしゃがみ込み、
泣きそうになるのを堪えた
──?!
足音がする
どうしよう......
重たい身体を引きずって、急いで部屋の方へ戻る
なんとかさっきの部屋に入り、必死にベッドの中へ隠れた。
傷口はまだズキズキと痛む
───カチャ。
とりあえず寝た振りをする...
..................
何も、喋らない?
しばらくするとゴソゴソと音がした。
「そこの貴女」
もちろん私の事...だよね?
「貴女ですよ!私が呼んでいるのに無視ですか?」
少し強めに呼ばれる
返事しなきゃ。
「はい...」
布団から顔は出さずにそのまま答えた
「そんな血まみれでは困りますので、ここへ着替えを用意しましたので、これに着替えたらすぐにリビングまで降りて来て下さい。」
「え、あ、はい...でもどうして血まみれだって分かるんですか...」
自分でも可笑しくなる質問をした
「ずいぶんと臭いますよ、貴女の血の匂い」
匂いか...
「......。」
「とにかく、話がありますので急ぐ様に!」
「はい...」
「おや、紅茶はちゃんと飲んだ様ですね」
紅茶のカップを持つ音が聞こえ、彼はそのまま部屋を出ていった