The result of revenge [ディアラバ]
第2章 the meaning to exist~存在意義~
「さて、まずどうしよう...」
辺りを見渡してみた
あの人の寝室だと言うこの部屋。
整頓された本棚
あれは...食器棚?
すごく高価そうな食器ばかりが並んでいる。
きっと綺麗好きなんだな...
そう言えばすごく身なりもきちっとしてたし、最初に会ったヴァンパイアとは正反対だった。
「はぁ...嫌なこと思い出しちゃったよ...」
いや...今は、気持ちを切り替えなきゃ、
ベッドから降りて、少し歩いてみる
まだ慣れないこの身体..
けど、万魔殿以外の景色はとても新鮮。
私、外に出られたんだ...
どんな形でも、それだけは少し嬉しいと思ってしまった...
「まずこの部屋から出なきゃ...」
部屋のドアノブを握り、深呼吸
人間の身体は不便だと感じる。
けどまぁ、どうにかなるだろう...あのヴァンパイア達が、私を殺す気なら、とっくに殺しているはずだし。
─────ガチャ。
ドアが開いた
「あ、開いてる。」
鍵とか掛けなかったんだ...
そっとドアから顔を出して、左右を見る
広い。
部屋も沢山あるし、ここは何なのだろう...
ヴァンパイアが住んでるんだから、魔界だよね?
恐る恐る部屋から出た
すると目の前に、廊下の窓から差し込まれた白い光...
「?!」
自然と窓まで足を運んでいた
そこから見える景色は、私の知らない世界だった。
「あれは...月なの?」
すごく綺麗。それに見慣れない花が沢山...
ここは魔界じゃない......?
頭が混乱しそうになったその時──