第7章 お泊まり
と、次の瞬間。
カラ松「…、そろそろ挿れてもいい?」
カラ松くんは、再びわたしの首筋に顔をうずめて、熱っぽく言った。
「う、うん……っ」
カラ松「優しくするから……痛かったら言って……」
「わ、わかった……」
そっか……カラ松くんは、わたしが初めてだと思ってるんだ。
そりゃあそうだよね。わたしは、ついこの前まで処女で、カラ松くんとも最後までシたことないんだもの。
忘れかけていた罪悪感がこみ上げてきて、わたしは、カラ松くんから目をそらす。
しかし、カラ松くんは、わたしの気持ちには気付いていないようで、自分のパジャマを引き下ろすと、わたしの上に覆い被さった。
ぴっとりと秘部に密着するカラ松くんのモノ。
それは、熱くて、硬くて……わたしに欲情してこうなっているのかと思うと、愛しさが沸き起こった。
カラ松「……、好きだよ」
カラ松くんは、わたしの耳元に愛の言葉を囁きながら、ゆっくりと腰をすすめてくる。
「んっ……わたしも」
わたしは、カラ松くんの背中に腕を回した。
「んんっ……はぁ…ん…」
気持ちいい……カラ松くんの……すごくイイ……
「カラ松くんっ……」
カラ松「…、大丈夫か? 痛くない?」
「うん……だいじょうぶ」
カラ松「そうか……」
一瞬の間があった。
「ど、どうしたの…?」
カラ松「いや、なんでもない。動いてもいいか?」
「う、うんっ」
カラ松くんは、わたしの腰をつかみ、優しく、わたしを労るように、ゆっくりと腰を動かし始めた。
カラ松くんのモノが奥を突くたび、結合部から、ぐちゅりという水の音がする。
「はぁっ……あんっ……からまつくんっ……」
カラ松「、可愛い……誰にも渡したくない……」
「わたしはっ…あん…カラ松くんのものだよっ…? うぅっん、あ」
カラ松くんは、わたしの言葉に対してなにも言わなかった。
どんな顔をしているのか……顔を首もとに埋められているため、わたしからは見えない。わからない。