第1章 嫉妬
「悠梨。」
名前を呼ばれて顔をあげる。
そこにあるのは惟臣の凄く優しい笑顔。
私の大好きな惟臣。
だんだん顔が近づきお互いに自然とキスをした。
「悠梨。愛している。」
「私もだよ。」
ぎゅーっと抱き締め合う。
いい匂いの美人さんへの嫉妬は愛の言葉でどこかへ飛んでっちゃった!
惟臣はいつも私の一番欲しいものをくれる。
私は果報者だわ。
でもやっぱりいい匂いの美人さんが羨ましいな。
惟臣と同じ仕事で一緒にいられるんだもの。
小さな嫉妬がまた生まれる。
嫉妬と幸せの繰り返し。
人を好きになるって色々といろんな意味でドキドキの日々。