• テキストサイズ

【暗殺教室】烏間短編集

第4章 三日月め!


少し離れて電話をしている惟臣を見ると…あ、眉間にシワを寄せながら話してる。
これは、緊急出動パターンだな。
もう、勇気を出して我が儘言おうとしたに!
惟臣がスマホをしまいながらこちらに戻ってくる。さっきよりも眉間にシワを寄せて。


「呼び出しだ。…いつもすまない。」
「しかたないよ、仕事だもの。子供じゃないし、拗ねたりしないから~。」
「この埋め合わせは必ずする。」
「大丈夫だよー!いってらっしゃーい!!」


少し小走りぎみに先を急ぐ惟臣に出きる精一杯の笑顔で見送る。
姿が見えなくなった所で、ため息。


「…拗ねたりなんてしないよーだ。寂しいなんて思ってないよー…。」


いつも以上に今の仕事は忙しそう。
早く終わらないかなぁ?
ふと、見上げた空にはお月様。


「三日月め!君がその姿になってから私は大変なんだぞー!」
/ 18ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp