第3章 幼少期
羽衣狐達が去った後
『……ッ!!』
メイが右肩を押さえ倒れ込む
「出血が酷い メイくわえて運ぶぞ」
とメイをくわえ去ろうとすると
「っ 待ちな… お前さん達は何者だい うちの者ではないな」
鯉判は左手でリクオを守り、右腕は動かないのか力無くだらんとしていた
「ふんっ! 小僧がいきがでない 」
斑は殺気立つ
「その娘をどうするんだっ!!!」
「小僧には関係のないことだ 貴様らのような妖怪に教えぬ」
そういうと、斑は天高く飛び上がった
「くそっ!(メイは清女だったのか…親父に報告だな……)」
それから奴良組総勢で
メイを探したが
見つからない
まるで この世に存在していないかのように
奴良組は捜索を断念
リ「メイちゃん どこにいるんだろ」
鯉「また、会えるさ…‥」
『いつか会える日が来るよ……』
桜は