第4章 最終章
僕は夢を見てたみたい。
・・・あ~
ペルセウス座流星群がそろそろかぁ。
みんなで行こうかな・・・
・
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みんなで星を見に来ていた。
「ふかせー!」
星の輝く空をボーッと眺めていた。
「ふかせー!」
僕の心はこの空に吸い込まれていく。
ドンッ!!
「あっ!ふかせ!?」
この声はLOVE...
僕は誰かにぶつかった。
「痛・・・」
聞き覚えのない声がして、
あわてて謝ると頬から涙を流した女の子がいた。
目があって、あわてて謝る。
「すみません!俺、ボーッとしてて!」
「大丈夫です...」
女の子は涙をぬぐうとどこかへ走って行ってしまった。
ふと足元を見ると財布が転がっていた。
「ふかせ大丈夫?」
「あ、おう。」
LOVEかと思ったらさおりちゃん。
「さおりちゃんか。」
「さおりで悪かったですねっ!」
拗ねたさおりちゃんを慰めるようにいつのまにいたのか寄り添うなかじん。
あ~。
そうゆう感じですか。
手に持っていた財布を思い出し、
悪気もなく開ける。
【ルナ○○×□@○○】
名前とともにアドレスが書いてあった。
迷わずにメールして、
近くにある海へ向かった。
<END>