第9章 My sweet honey
....じゃ、
ご期待に沿いますか?
俺は、反り立つ彼の尖端に舌を這わせて、
蜜が溢れ始めたその中に、
尖らせた舌を差し込んだ。
「..んっ...ヤバいって...それ.」
俺の髪の毛の中に
指を絡ませた智と目が合う。
彼自身を左手で扱き上げながら、
彼の期待通りの刺激をくれてやる。
「..あっ...しょお..ちゃん
.もっと..あぁ..」
一気に快感の波が押し寄せてくるらしく、
脚の指先にも力が入っている。
「...しょおちゃん...ダメだ..
..イキ...そう..」
シーツを掴む智の手に、
自分の手を絡め、
俺は彼を追い詰めた。
「..やっ...はなして..あっ..あっ
..やあっ...んっ////」
彼の熱が、俺の口の中に放たれた。
頭を上げ、潤んだ目で俺を見る智...
その目を見ながら、その欲を飲み干した。
「...翔ちゃん...」
申し訳なさそうに眉を下げる彼が、
たまらなく可愛い...
「..直ぐ出ちゃって、ごめん...
今度は、俺にやらせて。」
智は俺を膝立ちさせ、
ズボンを脱がせた。
下着の上から撫でる緩慢な手の動きに、
俺は思わず息を詰めて、
彼の肩を掴んだ。
「..さとし...」
俺を見上げる彼の目が、
熱を帯びて潤んでいた。