第6章 覚醒

そう言われてアナリアは、

両手で裾を持ち上げめくって見せた。










────ギシッ ギシッ ギシッ ギシッ







蜜をまとった固い肉棒が、



美しい少女の



熱い肉を割いてぐちゅぐちゅと



中へ入っては、出てを繰り返しているのが見える。






「…っっ！！」





だめだ、見ていられない。


こんな光景を見せられたら、危い。


















「……っ………は…はぁっ……」


僕のモノで、彼女が息を荒くしている。








嬉しい。








──僕も気持ちいい

…気持ちいいよ、アナリア








矢先にぐい、と彼女が

後ろから押されて僕に重なった。



目の前に恍惚な美を寄せられて押さえきれない。


舌を絡めてお互いの唾液を混ぜ合わせる。







見えない、僕に乗るアナリアの向こうでリヒトさんがごそごそと動いている。


そして…









───ググ………グ……ミチミチ…











「─～～っっ！！！！？？？」






体を貫かれたような衝撃が走った。








「あは、は……きっ……つ………」








リヒトさんが入ってくる。



僕の中に…



僕の中に…



ぐりぐりと広げられる。





僕らがひとつに繋がっていく。



















────ギシッ ギシッ ギシッ ギシッ






「……っ……はっ………」



「………く……はっ……」





アナリアと僕


舌の先だけ離さずくっつけたまま


出せない声で二人喘ぎあう。





リヒトさんが僕を突くと、



僕がアナリアを突く。







───ぐちゅっ ぐぢゅっ んぢゅっ










────ああ、だめだ




誰に入れてる




誰に入れられてる




それを考えるだけで狂いそうだ




あああ。もうわからない。




一度出したとはいえ




こんな気持ちよさに耐えられるはずがない。









────ギシッ ギシッ ギシッ ギシッ