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アイサレテル [R18]

第5章 再会






「…安心しました。」




背後で、ふふっと声が聞こえた。


固さに満足し、大きな手で強く握る。






そして素早く、しごきはじめた。







「……はあっ………は……っ……!!」






そん…な…




………そんな…に



…され……



……う………されたら…









──ギシッ ギシッ ギシッ ギシッ ……








さっきまで痛かっただけだったのに



どうしてだろう。





───ギシッ ギシッ ……





今はちがう。





───ギシッ ギシッ ……





認めたくない



認めたくない






───ギシッ ギシッ ……






……のに…








────ギシッ









込み上げる何かを押さえきれなかった。
















「っっっっ!!!!!!!」


















びゅっ びゅ びゅっ …








びくん







びゅ …… びゅっ…






















シーツの上に、僕が散らばる。





パタンと、横に倒れた。








同時に、ぐぢゅりと彼が抜ける。





彼も息を荒くしていた。






「……危ない…ところでした。」








「つい夢中に、なってしまいました。

申し訳ございません。」









彼が何か言っていたが



心臓の音が大きくて



全然聞こえなかった──────




















起き上がった彼は、


乱れた服をただして服を整える。


髪を結い、


垂れた前髪を耳にかけた。




そしてまだ


ぐったりとしている僕の腕の縄を解く。










「今夜はここでお休みください。



……朝、お迎えにあがります。」














パタン










静寂が、僕を包んだ。



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