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アイサレテル [R18]

第4章 嫉妬







ザーー…──────







地を打ち付けながら降りしきる雨、暗い朝。


この部屋で目覚めたのは何回目だろうか


少女は手首の痛みで目を覚ました。




見上げるとベッドの手すりに縛り付けられている。


あぁそうだったと諦めて、


迎えにくるはずの執事を待った。







「…失礼致します。」






ノックのあと、静かに執事が入ってきた。





「…お目覚めですか?」




ベッドに腰を掛け近づく。





はらりと、かけてあった布をめくり




覆うものを無くした少女の白肌についた、赤い痕をひとつふたつと数え始める。



首から胸、お腹、太ももの裏まで舐めるように見回して


冷たい指先で刺す度に、体がぴくんと反応した。





執事は微笑を浮かべ、これはまた随分とお遊びになりましたねと縛られた腕の紐を外す。







「このような愛し方はルール違反です。

旦那様にご報告し、消していただきましょう。」



少女に服を着せ、


部屋を出て専用の風呂場へと二人で向かった。












執事が手際よく服を脱がし



濃密な泡を立て、柔らかな手つきで撫で洗う。




庭の薔薇を煮詰めて作った石鹸の、


上品で甘い香りが小さな体を包み込む。



体の曲線をなぞり…






下半身へと手が延びてきた頃、






「……失礼致します」






耳元で囁くように言うと、






ぬぷり





秘部に細い指を入れた。


ゆっくりと回す。


そして深く深く進む。






そこに指先がもう届いているのに



更にくいくいと動くので、


たまらず少女の息が漏れた。






ふらつく少女を大きな手で受け止める。





そして

焦らない速度で掻き出し始める。






指を深く入れる度、手のひらに核が擦れてそれが更に少女を高めた。





んちゃねちゃと…、その音だけが反響する室内。







間もなく込み上げるものが近づいてきて少女がビクビクと痙攣し始めたとき、


すっと執事が指を抜いた。






「……もう充分でしょう。」







肩を上下する、とろんとした青い瞳をよそに

程よい温度を確認したお湯をかけ流した。













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