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スタディー・ウォーズ

第1章 新しい生活




「ここが書道部の部室で、あそこが音楽室でー…ってあれ?ピアノの音が聞こえる?」
ピアノの音に誘われるように、私と由紀は音楽室へと向かった。

音楽室の扉は少し開いており、そこから音が漏れていたようだった。
「誰かなー」
由紀は扉をゆっくりと開ける。
黒髪で眼鏡をかけた端正な顔立ちをした青年のピアノを弾く姿がそこにあった。


「…。」

由紀は、何故か扉を開けたまま固まっている。
私はそんな由紀を不思議に思いながら、ピアノを弾いている青年を見ていた。


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