第5章 カルマの時間
私達は今、ナイフの素振りの練習をしていた。
これ、授業なんだけどね。
「♪~♪~」
こんなの余裕なんて思いながらやっていると、授業が終わった。
茅野「余裕そうだね。」
「うん、まぁね。」
という会話をしていたら、向こうから
渚「体育で終わってほしかったよね。」
なんて言っていた。
「だよね!」
と私も割り込む。
?「よー、渚くん。久しぶり。」
声がした方を見て見ると、赤髪の少年が立っていた。
渚「カルマくん、帰って来たんだ。」
(誰?転校生かな)
カルマ「へぇ、あれが噂の殺せんせー?すっげぇ、本当にタコみたいだ。」
カルマは殺せんせーのところまで歩いていった。
殺せんせー「赤羽業くん、ですね?今日から停学明けと聞いていましたが、初日から遅刻はいけませんねぇ。」
(えっ・・・停学?どんなことやらかしたんだよ・・・)
カルマ「あはは、生活リズム戻らなくて。下の名前で気安く呼んでよ。とりあえずよろしく、先生!」
カルマは握手を求める。
殺せんせー「こちらこそ。楽しい一年にしていきましょう。」
その瞬間殺せんせーの触手が溶けた。
対殺せんせー用ナイフを出し攻撃!
カルマ「へぇ、本当に効くんだこのナイフ。細かく切って貼っ付けてみたんだけど。」
「・・・・・・・」
カルマ「けどさぁ先生、こんな単純な手に引っ掛かるとか・・・しかもそんなところまで飛び退くなんて、ビビりすぎじゃね?」
(すごい。なのに私は・・・ダメージ与えたことない。)
カルマ「殺せないから殺せんせーって聞いたけど・・・あっれぇ、先生ひょとしてチョロい人?」
さすがに殺せんせーは怒っていた。
無理ないわ、怒るのも。
私だって普段は静かな方だけど短気だし、もともとおしゃべりだったし。