第2章 bad end *the opening
私は凛。 相田 凛。
私にはちょっと…いや、かなり変わった幼馴染みがいる。
六つ子…というのもあるけれど
普通に変、というのもある。
社会人になった今でも手に職をつけていないし…
それでも私は…彼らのことが大好きだ。
まあ…
うん。
強いて言うならば…特に十四松くんが
なんたって、最近
か か か か か か 彼氏………になったのだから。
何処が好きなのかと聞かれれば少し迷ってしまう節は確かにある。
顔は同じだしね。
ただ、私は彼に当てられてしまっただけのかもしれない。
彼の優しさ、強さ、脆さに。