第18章 初雪
和くんの隣は不思議と気まずくなかったし、
なんだか前よりも居心地が良く感じた。
シェアハウスに帰ると、大ちゃんが昨日のお鍋を温め直してくれた。
「おいひい…あったまるー。」
二宮「私も昨日食べ損ねましたからねー。
おいしいなー。」
わざとらしく言う和くん。
ごめんなさい。頭が上がりません…!
相葉「ニノー!昨日ちゃんに、
変なことしてないよね!?」
「ぶっ!!まーくん、何を!!」
二宮「変なことって何です?相葉さん、答えてみて?」
相葉「へ、変なことって言ったら、あれだよ、あれ!!
ちゅーとか…!その!あれだよ!」
あれだよ、あれだよって…笑
和くんも面白がってるな!
二宮「ちゅーは、しました。」
櫻井「えっ!したの!?」
新聞から顔を上げて翔くんが驚く。
し、し、したけど、でも昨日はしてないし…!!
二宮「さあ?どうなんでしょうねー?
でも、若い男女が2人きりですよ?
無くは無いですよねー?」
「さ、さあね?」
私はそそくさと食器を片付けて部屋に逃げる。
なんなんだあの人!
ある意味怖いわー。