• テキストサイズ

【ハイキュー】ただ愛させて【BL】

第2章 ヒロイン


ヒラヒラと降る雪は、東京じゃあ珍しい。
あの子の住む街にも降ってるかな?宮城だ、きっと降ってるのだろう。
嗚呼、隣で見れたらどんなにいいか…。
例えば、「雪、綺麗ですね」って笑うのも
「寒いですね」って嬉しそうなのも
転びそうになった手を掴んで、「ありがとうございます」って楽しそうなのも、あの子と一緒ならきっとこの雪すら楽しめる。
嗚呼でもあの子のことだ、きっと雪を見て綺麗なんて言わないだろうし、寒いって嫌そうな顔するんだろうな。そもそも雪に慣れてるだろうあの子が転びそうになるのもないだろうな。
まあでもあの子がどんな反応だろうと、俺は楽しめるんだろうな。
/ 38ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp