第3章 受験と再会
「各会場に一体!所狭しと大暴れしている『ギミック』よ!」
「ありがとうございます失礼いたしました!」
「俺からは以上だ!!最後にリスナーへ我が校校訓をプレゼントしよう」
「かの英雄ナポレオン=ボナパルトは行った!『真の英雄とは人生の不幸を乗り越えていく者』と!!」
「 Plus Ultra!!」
「それでは皆良い受難を!!」
〜少女移動中〜
「ここか〜誰か知り合いいないかなー」
(まぁいいやプレゼントマイクはいきなりだから準備しておこう。)
軽くストレッチをしていると
「ハイスタートー!」
そう言われた瞬間私は手近なビルに糸を伸ばしビルの上に登って周りの敵を把握した。
(えーどうしようかな動けなくすればいいから糸で雁字搦めにすればいいか。)
手近なものからどんどん絡めとって動けなくしていく。
「きゃー」
崩れたビルの破片が女子生徒の上に落ちてきていた。
(助けなきゃ)
すぐに糸を伸ばし女子生徒を助け出した。
「大丈夫?」
「ありがとう」
(もう大丈夫かな?)
私はすぐにまたビルの上に戻り敵を倒していく。
「これで60ポイントね!」
「終了〜!!!!」
数日後
「兄さん受験の合否って届いた?」
「来ていたぞ。ほら」
そう言って放り投げてくる。
「投げないでよ!もう。」
キャッチしてすぐに封筒開ける。
その合否を見ながら部屋へ戻る。
結果は合格。
筆記もほぼ満点。
実技は60ポイントと救助ポイントが 50ポイントで圧倒的に1位だった。
(次は入学の日に行くことになるのか 。)
「楽しみが増えたなぁ。」