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【フェアリーテイル】妖精は雪に恋する

第2章 【第2章】絆と忘れ去られた記憶



ルーシィの言葉に#NAME#は微笑みそして頷いた。

そしてルーシィは涙を流しながら勢いよく#NAME#に質問をした。


「どうして私を置いて消えたの…友達じゃないの?」


#NAME#は、悔しそうに唇を噛みながら答えた。


「私は…元々君の母親・レイラの星霊。妖精宮のバンジーだったんだよ。そして私は…レイラの最後の命令でルーシィの元から去ったんだ…ごめんね。」


ルーシィは何かに引っ掛かったのだ。

どうして母親のレイラの最後の命令で去らなければならなかったのかを…

それを聞こうとルーシィが話そうとすると#NAME#が話始めたのだ。


「最後の命令は2つ。1つ目は、もしもルーシィが魔導師になるのなら次の私の所有者はルーシィにする事。2つ目は…私を使うその日までにルーシィの為に戦える様に強くなる為……2つ目に関しては私がレイラに頼んだんだ。」


星霊を心から愛しているルーシィの為に…
私を必要としてくれているルーシィの為に…
強くなって一緒に戦いたかった。

ルーシィはさっきより泣き出してしまったが#NAME#にこう言った。


「ありがとね。私の為に…一生懸命になって強くなってくれて…そしてこれから宜しくね」


#NAME#は頷きそして何かを忘れていた事に気づき話始めた。


「ごめんね…言い忘れてた事があってね。実は言うと私は…本来は星霊じゃなくて妖精なんだ。少し訳ありな事情でね…でも今は星霊として扱ってね!」

そう言ってルーシィに自分の鍵を渡したのだった。



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