第1章 【第1章】妖精の尻尾
エラが帰って来て2日が経った
そろそろ新しい仕事を探そうと掲示板に向かった
…と言ってもこの前みたいな大きな仕事ではなく簡単な仕事をですけどね
と苦笑いをしながらそんな事を思いつつ掲示板に着くと先客がいた
眉間にしわを寄せて唸っていたのはルーシィだった
「ルーシィ?いい仕事見つからないの?」
エラが話し掛けると困った表情をして言った
「実は…」
今日一緒に仕事に行く予定だったエルザは急なマスターの指令で別の仕事に行く事になり
ナツとグレイは珍しく二人で仕事に行っているそうだ
…ナツとグレイに関しては仕事で競うんだろうな
「私、魔力に自身ないしサポートしか出来ないだろうから…」
凄く落ち込んでしまったルーシィ
ルーシィにはそんな顔をして欲しくない…
そう思ったらエラは
「なら一緒に仕事に行く?私も、誰かと行こうかなと思ってたんだ!」
エラは微笑みながら言った
ルーシィは暗い顔から明るい笑顔になって頷いた
そんな二人の会話をギルドメンバー全員が微笑んだのだった
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作者のメタトロンです。
ここまで読んで下さりありがとうございます。
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