第1章 【第1章】妖精の尻尾
ある日の事。
マグノリアにある魔道師ギルド[妖精の尻尾]にて
ルーシィはいつも道理仕事を探して掲示板の前にいる
「んー…どの仕事にしようかな…」
掲示板の前で考え込んでいると…
ギルドにいる殆どの人が同じ話題を話始めていた
「なあなあ!聞いたか?あいつもうすぐ帰って来るってよ」
考え込んでいたルーシィもその話題が気になって
ミラのいるカウンターに行き話を聞いた。
「ミラさんさっきから皆が話しているあいつって?」
ルーシィの質問を聞いたミラはニコニコしながら
お皿を拭きつつ質問に答え始めた
「あの子の名前はエラ・エリファース。このギルドのS級魔道師なの!」
詳しく聞くと結構難易度の高い仕事に行っていて
2ヶ月近く帰って来ていないそうだ。
そしてエルザやミラに匹敵する程の凄い魔道師らしい
その事を聞いたルーシィは少し不安そうな顔をした
するとルーシィとミラの元にエルザやって来た
「ルーシィ、心配する事はない。エリファースは優しい。すぐに仲良くなれるさ」
エルザのその言葉にルーシィはホッとした様子だった
そして次の瞬間ギルドの扉が勢い良く開いた。
ギルドの皆は、ナツかグレイかエルフマンだと思っていると
「ただいま帰りました!」
と、明るい声がした